現在、プライバシーが保たれていると思ったら大間違いです。しっかり注意しましょう！というか注意しようがありませんが・・・・。

一昔前なら、陸軍局(現・運輸支局・自動車検査登録事務所）で簡単に調べる事が出来た自動車の所有者情報でした。

ラブホの駐車場にあった車のナンバーから持ち主を特定し、弱みを握って脅すなど、悪用される事が増加した為、今ではナンバーから簡単には所有者情報が引き出せなくなりました。

ところが正当な理由があれば、今でも調べる事が可能です。

例えば、「放置車両が自己の所有地に無断駐車されている」と言った場合。

所定用紙に以下の証拠写真や図を添えて提出すれば、所有者情報が分かります。

申請者の身分証明証は必要ですが、自己の私有地であるかどうかの登録簿や土地に関する証明書類は必要ありません。

という事は、適当な写真を撮り、「無断駐車だ」として申請すれば所有者情報を引き出す事が出来てしまいます。

また、違法駐車の損害賠償前提と言う理由で、弁護士に所有者情報の開示申請を依頼する事も可能です。

所有者情報開示申請に必要なもの

●私有地放置車両関係一図（どの場所に違法駐車されているのかの地図の記入） ●私有地放置車両写真（ターゲットの車が違法駐車されている写真） ●日にちを変えて何枚か撮影、前後のナンバーと背景が写るように撮る

不法駐車の自動車を調べるには、運輸支局・自動車検査登録事務所で所定の手続きが必要になります。

車を運転している時は、ナンバーという個人情報の手がかりを絶えず公開しているわけですから、運転には気を付けたいものです。しかし、気を付けようがないので、日頃から恨みを買わないようにしましょうね。

個人情報保護もあったもんではないので・・・。

決して悪用するのはやめましょうね。知識として知っていましょうね。絶えず、車に乗っていて、個人情報を公開しているという事実を・・・。