- Windows10無償アップグレード キャンペーン…2016年7月29日終了
- 支援技術をご利用の方向けWindows10アップグレード…2017年12月31日終了
2016年7月末で終了した無償キャンペーン中にアップグレードを避け続けたPCを、キャンペーン中とまったく同じ方法でWindows10にアップグレードできるという記事を、メジャーアップグレードのたびに書いてきました。
それとは別に支援技術を利用の方向けの延長キャンペーンがあり、この施策があるからアップグレードできていたと考えるのが一番合点がいきますが、それだけでは納得いかない点もいくつかあり、ようやく2017年末でその施策が終わりモヤモヤを整理することができるようになりました。
クリーンインストール
先にWindows10のFall Creators Updateをクリーンインストールして、インターネット経由でデジタルプロダクトキーが付与されずにライセンス認証できないのを確認しました。
これで、このPCがまだ一度もWindows10にしたことがないことが、推定できました。(詳しくは記事にしています)
7からアップグレード
次に、このPCを購入時状態にリカバリーしてWindows7 SP1 Professionalに戻しました。そのあとWindows Updateで7の最新状態にしました。
そこからマイクロソフトのWindows10ダウンロードサイトに行き、「ツールを今すぐダウンロード」ボタンからMediaCreationToolを実行して、「このPCを今すぐアップグレードする」を選択してアップグレードをかけました。今回は、明確に最新バージョンのインストールメディアを利用したいので、この方法をとりました。
アップグレード後、デスクトップまで立ち上がったら スタートメニュー→ 設定→ 更新とセキュリティ→ ライセンス認証 の画面を開くと、デジタルプロダクトキーが付与されてライセンス認証されていました。
結果から推測
以上、無償キャンペーンが終了しているにもかかわらずアップグレードができた結果から考えますと、無償アップグレードキャンペーン期間中に対象だったPCはすべて、すでにWindows10にアップグレードしているはずであると仮定すれば合点がいきます。
過去のキャンペーン中にアップグレードしたPCかどうか外見で判断することはできないですし、調べるツールがマイクロソフトから提供されているわけではありません。Windows10をクリーンインストールしてみて判断するというのも、あくまで結果から推測する手段でしかありません。
自分のPCならアップグレードしたかどうか覚えているかもしれませんが、あの当時、朝立ちあげたら「Windows10にようこそ」になっていて慌てて元のOSに戻した方はアップグレード済みかどうか普通は判断できません。
無償キャンペーンが始まった時点で、Windows7も8.1もWindows10の初期バージョン1507と同じになったと考えれば、あとはWindows as a Serviceで最新バージョンのFall Creators Updateにアップグレードできるのが説明できます。
これは、延長キャンペーンが終わって数日なので、ただ猶予期間があっただけだったというオチも十分考えられるので、あくまで私個人の推測の話です。年2回のメジャーアップデートで状況が変わる可能性も常にあります。もうそろそろ個人的に未アップグレードPCを用意することも、かなり難しくなってきました。
まだアップグレードされていない方は、Windows 10 ソフトウェアやデバイスを、小売店またはオンライン ストアで購入することができます。というのがマイクロソフトの公表している内容であり、この状況にも矛盾なく当てはまります。
とりあえず、下記のサイトよりダウンロードプログラムをダウンロードして、「ISOファイル」か「USBメモリ8GB」かを選択して実行すれば可能です。
プラグラムを実行してダウンロードしてください。
ライセンスはWindows7、8,8.1を引き継いでくれます。