解決法:相手のファッションに注目してみましょう。
心理学の世界では一般的に、ファッションは自分が「なりたい自分」もしくは、周りから「こんな風に思われたい」という心理を投影しているといわれています。
一概には言えませんが、ファッションはその人の性格を表しているのではなく、その人の
「素の性格の逆」
を表していることが多いのです。
例えば、派手なファッションを好む人は、本当は暗い性格だったり消極的な性格で、それに対するコンプレックスの投影であることも多いのです。
また、本当の年齢よりも若めの服や大人びた服は、その人の願望の表れといえるでしょう。
特にブランド物を好む人は、その性格を顕著に表すと言います。
まず、ブランド物なら何でも好きという人。
このタイプは、「自分は高級な人間でありたい」という願望があると推測できます。
プライドが高く、人目を非常に気にするタイプともいえるでしょう。
また、同じブランド物が好きな人でも、特定のブランドしか身に付けないという人は保守的であったり、頑固な一面を持っていることが多いです。
複数のブランドは持っていないが、高級ブランドのバッグだけ持っている、という人は同調意識が高い人。
多数派に安心するタイプと言えるでしょう。
ファッションには、「暗示効果」があると言われている。
人はそのファッションを身に付ける事で、それに見合った行動をするというものです。
例えば、白衣といった制服を着ると、その役割に入り込むという心理もあります。
このように、ファッションはその人の性格や心理状態に大きく関わっているのです。