握手で好印象を与えるにはどうすればいいか?

解決法:手のひらの向きを意識しましょう。

手のひらの向きは、相手に与える印象を大きく関わっています。

例えば、人に指示を出す場合の手の動きは、次の3種類のみだと言われており、声のトーンが同じだったとしても印象が大きく変わると言います。

・手のひらを「上」に向ける

相手にお願いをする姿勢が前面に出ている。

圧迫感を与えず指示を出すことが来ます。

 

・手のひらを「下」に向ける

指示だしの内容を命令と捉えやすい。

その場の雰囲気によっては、不快に思う人も出るでしょう。

 

・「人差し指」を突き出す

相手を脅かして服従を強要させる印象を与える。

相手は無意識のうちに身構え否定的な感情が高まります。

 

以上の3点は、握手する際にも応用してみて下さい。

 

Handshake

・手のひらを「上」にする握手

相手の手を下から持ち上げるような形の握手は、相手に主導権がある事を感じさせる。

「服従的握手」とも呼ばれており、相手に忠誠心を示す際に効果を発揮します。

謝罪する際にも有効でしょうね。

 

・手のひらを「下」にする握手

相手よりも優位に立ちたいという印象を与え、「支配的握手」とも呼ばれています。

成功している企業の上級役員350人を対象に調査したところ、男性の88%、女性の31%はこのタイプの握手をしていることが分かっています。

さらに、そのほとんどが自ら握手を求めようとしなかったと言います。

逆に、この支配的握手を求められたなら、もう一方の手を添えてさり気なく角度を修正すると、対等な握手に自然に持っていく事が出来ます。

 

・手のひらをお互いに縦にする握手

お互いに優位に立ちたいと思っている人同士が握手をすると、どちらも相手を服従させたいがため手のひらを下にしようとするが、力が拮抗しているので、手のひらの向きが立てになります。

この握手では、お互いを対等とみなし「一目置く」という感情を抱かせることができます。

 

・両手による握手

「政治家の握手」とも呼ばれており、信頼感や誠実さを伝える際によく使われる握手です。

両手を使う事で、相手の手の動きを制限させる働きもあるため、自分が優位に立ちたい時に役に立ちます。

しかし、これを初対面の人にすると、相手に何か裏があるのではないかと詮索されてしまうため注意が必要です。

 

このように、握手の仕方ひとつで相手に与える印象が大きく変わるのです。

ビジネスシーンでは特に握手する機会も増えてくることでしょう。




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