仕事にしてもプライベートにしても、何かしら目標を立てて、物事を進めていると思います。
ただ、その行動が論理的に出来ているかです。
まず何事にも「目標」を立てる事が必要です。
そして、「目標」を「達成」をさせるには何をしないといけないのか、考えてきましょう。
まずは、一番目標達成に失敗するパターン及び、時間がかかるパターンですが。
「目標」決まったとします。
まずは、「何をすべき」か考えます。
そして、「何をすべき」に対して一直線に目標を達成させる為に行動する事をしてしまいます。
もちろん、それで一発でうまくいく事もあると思います。
ただ、大半はかなりの時間を有して遠回りし時間かかる想定となる事でしょう。
運と閃きを持っている方だったら、一瞬でかと思いますが、中々そうはいきません。
要は、目標に対して「何をすべきかを一本組で考える」事が失敗のもとです。
さらに失敗するパターンとして、「目標達成」に対して、複数の行動目標を立てる事です。
もちろん、万能の人は達成できるでしょうが、これまた、大半の人は「目標への道筋」が見えずに失敗するパターンが多いです。
ようは最終的に何をして良いか分からなくなるというパターン。
まだ、1本組で目標を絞った方がマシなわけです。
そして、妥協して諦めたり、楽な方向に考えたりするパターンが出てくるのです。
さて、ここからが本題ですが、
「目標を立てたらまず何をすべきか?」
もちろん、目標の種類に応じて考え方も異なるでしょうが、まずは頭を柔らかくしましょう。
一つ目
「現在の自分のスキル以上の事は求めない」
厳しい言い方ですが、個人のスキル以上の事をしようとしても、即時に出来る事では、ない事が大半です。
まずは、自分の能力を判断する事です。
人から自分の能力を判断されると、すごく気分が悪いと思いますが、自分で把握し自覚するなら出来るはずです。
仮に目標達成に、スキル上の問題がある場合は、そこに議題を持っていくべきです。
二つ目
「目標に対して、完成系の行動基準の一歩前を見出す」
意味が分かり辛い言葉ですが、目標達成の一個前の所です。
要は何をすれば目標を達成できるかと言う所を見出さなければなりません。
これに関しては、そんなのが分かれば苦労はないとか言う議題の内容も多々あるでしょうが、それに関しては3つ目の内容でお話ししましょう。
三つ目
「ロジカルシンキング方式」で目標達成に対しての行動を考える。
「ロジカルシンキング」=「論理的思考力」
物事を論理的に考えていく事ですね。
と偏に言うと小難しくなるので、簡単にいきましょう。
今回する事として「目標達成」の行動に対しての「ドロップダウン思考方式」で話を進めていきます。
例として
今回「A」という目標が出来ました。その「A」を達成する為に何をしないといけないかを考え、「B」という行動をしていかなければないと結論付きました。
ここで「B」という行動を達成する為には、何をしないといけないかという考えを浮かべなければなりません。「B」は新たな目標なわけです。「B」を達成する為には何をしなければならないか考えなければなりません。そして、「B」を達成する為には「C」という行動を達成しなければならないというのが見えてきました。
基本的にこの繰り返しになります。
ここで失敗してはいけないのが、失敗の2項目目で挙げた様に「A」の目標達成に関して「B」の意見の他に「X」、「Y」、「Z」と言った行動目標を複数立てて、数の多さでお手上げになるパターン。
基本的に数はいくらでも挙げても構いませんが、必ず行動の落とし込みをしないといけません。
最終的に、大きな目標を達成する行動が、小さな行動範囲からで、目標の達成の糸口が見えてくる方法です。
実質、頭の中では想定が難しいので、ノートなどに広々と書いていく事をお勧めします。
この図形でいくと「目標」達成する為に「A」、「Z」、「Y」、「X」という行動範囲が出来たわけです。それから「A」を達成させる為に「As」という事が達成できれば「A」が達成できると考えられました。そこから「As」を達成する為には「Asu」という事が出来なければならないという事が分かりました。ここで「Asu」を達成するには「Q」、「P」という事が達成すれば、道筋が見えてくるわけですね。
もちろんやり方によっては「P」や「M」の考え方の共通点等を見出していくとまた面白い落とし込みが出来る場合もあります。
目標の基準及び、難易度を落としているわけですが、結論的には大きな目標を達成させる為の行動なのです。
いきなり難しい目標を達成する為に行動するのではなく、自分のスキルに合う議題まで落とし込みしていくと大きな目標達成の近道になります。
四つ目
「必ず客観的な意見を取り入れる事」
これは必要です。
個人のみの考えで自己完結すると、まず答えは見つかりません。
少しでも第3者の意見を取り入れる事が大切です。
人の意見を聞き入れれない人には、答えの導き出しのルートを発見するのは大変困難と考えます。
もちろん、有能で運のいい人はいけるかもしれませんが、一般的にいって困難でしょう。
素直に、周りの力を借りましょう。
決して恥ずかしい事ではありません。
問題解決には、客観的な意見は必要不可欠です。
多ければ多いに越したことはありません。
但し、上記で挙げた様に、意見だけ出し過ぎて、まとめれなくて落とし込みが出来なければ意味がありません。
五つ目
「不要と判断する能力」
意見は出すだけ出した方が良いでしょうが、すべてが必要かと言われれば、決してそうではないはず。
正確に切り捨てる事も大切です。
ただ、切り捨てる際には、すべて「理由」を必ず付けましょう。
一番妥当なのは、「落とし込みが不可能な内容」は消すしかありません。
いくら成功に対して、〇〇が出来ないといけないいう意見が出たとしても、世の中には「不可能」か「時間的に不可能」やらと出来ない事もあります。
出来ない事をいつまでも掘り起こし続けても、無限に答えは見つかりません。
早目に切り捨てる事です。
当たり前ですが、全部切り捨てては駄目ですよ。
だから、切り捨てるには、きちんとした「理由」が必要なのです。
目の前の事ばかりでなく視野を広く持ち、成功の糸口を見つけ出す「キー」を探し出しましょう。一つの大きな目標に対して、小さな光明を見つけ出す事によって成功に導くと考えられます。
まずは、ノートを広げて書けるだけ書いてみましょう。
書けるだけ書いたら、客観的に見るか、素直に第3者に意見を聞きましょう。
きっと、目標達成の近道になるはずです。
※説明がわかり辛いでしょうが、少しでも伝われば幸いです。