解決法:やった未来を想像してみましょう。
デッドラインが迫っているのに仕事を先送りしたり、宿題の提出日がひかいのに他の事をしてしまうなど、遅れてしまうと大変な事態を招いてしまうかもしれないのに、なかなか行動に移せずに先送りしてしまうことは誰にでもあるのではないでしょうか。
多くの人は、「やらなければいけない事は分かっているけど、今はそんな気分じゃない」という気持ちがあるのではないでしょうか。
実はこの「あとでやる」を改善する心理学的な方法があります。
それは、やり遂げた後の最高の気分を考えてみるというものです。
これは「タイムトラベルテクニック」と名付けられた方法で、重度の先延ばし癖のある人(場合によってはPNC症候群と呼ばれる)に対して用いられることがあります。
この方法は、やる気の他にも作業スピードを上げるメリットもあるだとか言います。
一度やり始めると、作業をしているうちにやる気がどんどん出てくるものです。
なにか億劫なことを「あとでやろう」と考える前に、やり遂げた後の気持ちを想像してみましょう。