解決法:自分から積極的に話しかけてみましょう。
気難しい相手と接するとき、「この人は気難しい人だ」と思って接していないだろうか?
実は、そういう気持ちでいると、表に出さないように気を付けていても、表情や声が委縮してしまうものなのです。
無意識であっても、相手に「自分の事を好ましく思っていない」という事が伝わってしまうのです。
「ラベリング効果」
という心理学理論があります。
ラベリング効果とは、ある人にラベルが与えられると、その人物はラベルが暗示する特性をすべて持ち、それ以上の何物でもないとみなす傾向が他者・本人両者に現れるといった理論です。
つまり、「気難しい人」とラベリングされると、相手はよけに気難しい人となってしまうという事です。
そのため、相手の本質は意識しないようにし、他の人と同じように接することが一番なのです。
初めは難しいかもしれませんが、自分から積極的に挨拶するなど心がけてみましょう。
周りの人がその気難しい相手を避けている中で、いつも普通に声を掛けていると「あいつはいいやつだ」と好感を持ってもらえることでしょう。