解決法:アイディアは就寝直前・起床直後に考えてみましょう。
睡眠中、脳の中にある海馬という器官は、その日一日の記憶を引っ張り出して、必要なら保存、不必要なら消去という作業を繰り返しています。
何の関係もなさそうな記憶と記憶を比べたり、過去のデータから状況を分析して、現状に役に立ちそうな記憶を見つけやすいように分類したりするのです。
就寝直前と起床直後のもうろうとしている時間は、脳内がリラックスしながらも、判断力・想像力・集中力が最大限に発揮できる状態となります。
この時に、仕事の企画や新しいアイディアを考えると、ふとひらめきが得られる確率が高くなるのです。
ここで閃いたアイディアは、ちょっとすると忘れてしまうので、なるべく書き留めておくようにして下さい。
しかし、朝、目覚まし時計などで、強制的に目覚めさせられると、脳内をリラックスさせるためのアルファ波が発生しなくなってしまう為、なるべく自然に目覚められる工夫が必要になります。
夜更かしはしない、アサヒが部屋に入るようにカーテンを少し開けておく、などで対策してみましょう。