接客の信用度を増すにはどうすればいいか?
当然ですが、お客様の信用度を得ることによって、お客様が聞く耳と言うものを持ってくれます。
聞く耳を持ってくれないお客様にとっては、接客する側がいくら素晴らしい接客をしても無駄になる恐れがあります。
職業別にて異なるとは思いますが、一般的な「待ち受けタイプ」の接客業に関して考えていきましょう。
お客様から、声掛けや質問などされます。
ここからがスタートになります。
ここで重要なのは、質問に対して、すぐに即答が可能であると言う条件が理想的です。
接客を受ける側としては、質問に対して「辞書」のように、しっかりした「回答」をしてくれる店員さんは「信頼度」を勝ち取れます。
これに、理想系を加えると「提案」が出来るようになると、言う事がありません。
禁止事項としては、「答えが曖昧」だとかで、
「たぶん」「おそらく」「きっと」などの言葉の信用度を落とすような言葉を使う接客者。
「少々お待ち下さい」なども、意外とアウトです。
用は分からないから、調べに行くわけなので、接客受ける側としては、すぐに回答がほしいですし、頼りなく感じてしまうものです。
これに加え、何度も調べに行ったり、他の者に聞きに行くようだったら、お客様の信頼度は一気に落ちることでしょう。
言葉を活用する場合は、ある程度は「断定的」で「論理的」な言葉が信用度を増します。
「論理的」などというと、難しく感じるようですが、普通に考えて物事にはすべて理由がありますので、それを言葉に出せば良いだけです。
理由がしっかりしていれば、その言葉に対しては「断定的」なのものになるのです。
こういった事が、出来ることが「最低限」ほしい所であります。
ただ、こういった事は、難しくて出来ないなんてお考えの方・・・・。
悔やむ事はありません。
仮にその場でお答えできなかった場合でも、その時に調べて答えを見つけておけば、次に同じ質問が来た場合に関しては、即答が出来るはずです。
営業応対のスキルアップはまさにここにあるのです。
はじめから全部出来る必要はもちろんありません。
日頃から、学習するのも大事ですが、これに関しては日々の積み重ねでスキルアップが可能です。
一般的な「接客のデキる」と呼ばれている人に関しては、「センス」は除外するとして、この積み重ねがしっかり出来ているわけです。
何でも、数をこなさないといけないわけですね。
もちろん、忘れるようだった、「メモ」を取ることは、必要不可欠です。
失敗と経験の積み重ねが、接客スキルの向上に繋がるはずです。
仮に失敗をしたと判断したとしても、どうして失敗したのかとしっかり考える事が重要です。
日々、努力は必要ですが、接客者の方々は、個人の意識の向上に役に立てて下さい。