しつこい接客と、押しの接客の違いに関しては、もちろん接客する側のスキルに左右するものもありますが、基本的には、受ける側の気持ちにも左右されます。
偏に、もう話を聞かなくても良い状態の時に、接客を次々に来ると「しつこい」と感じるでしょうし、もっと話を聞きたい時には「よく勧めてくれる店員さんだなぁ」位でしょう。
加えて、話を聞きたいのに「さらに話をしてくれない店員さん」、ある程度気持ちが固まっているのに、もうひと押ししてくれれば購買意欲が上がるのに言わない店員さん・・・。
ここの洞察力は、接客する側のスキルによるものでしょうが、接客のうける側の気持ち次第で、しつこい接客となるのか、よく勧めてくれる方になるのかが分かれてきます。
如何にお客様に不快感のなく、お勧めするかですね。
接客を受ける側としては、興味をなくして事に関しては、聞く耳を持ちたくないですし、早くその場を離れたいと面ます。
それに、またしつこく来るとなると下手したら「クレームモノ」です。
商品を売りたい、実績を上げたい気持ちは分かりますが、空回りすると、負のスパイラルに陥る恐れがあります。
しつこい接客や押しの接客 ≒ 一生懸命な接客
と言いたいところですが、その一生懸命さが伝われば良いのですが、大半は暑苦しく感じる方が大半でしょう。
ただ、その一生懸命さが伝われば「≒」にもなりはします。
ほとんどの例で、「お客様の立場」を忠実に理解できた時には、個の接客は成就するでしょうが、実績のみに拘る接客でしたら、仮にその時、実績が上がったとしても、今後のプラスになる事はないでしょう。
俗に一発屋と言うわけですね。
店員さんの言葉を、聞いていると、色々と判が出来ます。
どこの言葉をチェックするか?
「契約」「お金の事」「期日」
の言葉前後に関してしっかり受け取りましょう。
商品に関して、この3つは当たり前ですが、当然ながらこの3つばかり議題が多い場合は、あまりお勧めしません・・・・。
そんなの分かり切っていると言いたいところでしょうが、上手い方になると「言葉」を上手くからめてきます。
経験の浅くて、実績重視の方に多いトークですね。
もちろん、ご本人が納得しているならそれでいいでしょうが、何か詰まったものを感じるようでしたら、しっかり考え直さないといけません。
商品に関しては、「契約」「お金」を締結させない限り、接客受ける側が強いのです。
権限はすべて接客受ける側にあります。
家や車などの高額商品になると、契約金なども額が高くなるので、慎重さが増します。
比率的に、一般の人は、ごり押しの接客よりも、ゆっくり話し丁寧に内容深く接客する方を好みます。
(どんどん、勧めてもらうのが好きな人もいますがね・・・・)
そこは、接客する側が判断すべきです。
接客を受ける側としては、まず接客する側の接客スタイルを確認し、どこで「契約」「お金」「期日」の話を持ってくるか判断しなければなりません。
押しの接客が苦手な方としては、どうすればいいか?
「比較対象」を調べておくと宜しいでしょう。
「比較対象」があると、「言葉の真意性」が増しますし、安心にもなります。
一般的に言って「他者・多商品比較」ですね。
それに関して、前言った方との相違点が出た時などに、判断が取れやすくなります。
もちろん、接客する側が「比較対象」を準備して説明するというのも良いです。
お客様には大変分かりやすいです。
その「比較対象」に「人」も入れるとさらに良くなります。